これは1925年に刊行された「 Grundlegendes zur Erweiterung der Heilkunst Nach geisteswissenschaftlichen Erkenntnissen 」を元にしたお話です。
ITA WEGMANN (イタ・ヴェーグマン)という方との共著で、おそらく、日本では刊行されていません。
いつも書いていますが、これから書くことは私の独自の解釈であって原文を日本語に訳したものではありません。
今回は「血液と神経」のお話です。
血液の形成は摂取した栄養素の変容を通して起こるため、血液形成プロセス全体は自我組織の影響を受けます。自我組織は、舌と口蓋で意識的な感覚を伴うプロセスから、無意識的・潜在意識的なプロセス、つまり胃液、膵臓、胆汁などの活動にまで影響を及ぼします。その後、自我組織の影響は弱まり、アストラル体が主に食物物質を血液物質へとさらに変容させる活動に関与するようになります。
この過程は、呼吸過程において血液が酸素と出会うまで続きます。この時点で、エーテル体はその主要な活動を行います。呼気に含まれる二酸化炭素は、身体から排出されるまでは、一種の生きている物質(知覚力のある物質でも、死んでいる物質でもない)です。(エーテル体の活動を内包するものはすべて生きているのです。)この生きている二酸化炭素の大部分は生体から出ていきますが、ごく一部は生体内で活動を続け、頭部組織を中心とするプロセスに影響を与えます。この部分は、完全に生命を失うわけではありませんが、生命のない無機物へと移行する強い傾向を示します。
神経系においては、これとは正反対のことが言えます。消化器官に遍在する交感神経系では、エーテル体が主に優位を占めるため、関連する神経器官は、それ自体が本質的に生体器官です。アストラル組織と自我組織は、それらに対して外部から作用します。感情(怒り・悲しみなど)は交感神経系に強い影響を与え、心配や苦悩はこの系を弱らせます。
脊髄神経系は、アストラル組織が主に介入する系です。したがって、脊髄神経系は人間の精神的なもの、つまり反射過程を担うものであり、自己意識の中で起こるものを担うものではありません。
脳神経は自我組織に従属する神経であり、その中でエーテル体とアストラル体は背後に退いています。
このように、人間の生体には3つの領域があります。下層領域では、主にエーテル生体に浸透されている神経が、自我組織の影響を受けている血液組織と相互作用し、生体内の内的生活に関わる器官形成の起点となります。中層領域ではアストラル組織の影響を受ける器官が筋肉組織の形成の起点となります。上層領域では自我に関与する神経が血液組織と相互作用し、骨形成の起点となります。
呼吸によって排出されなかった二酸化炭素は、頭部に運ばれカルシウムと結びつき、骨形成に関与します。
食物由来のたんぱく質は分解された後、脂肪や糖の相互作用により、アストラル体とエーテル体の影響下で筋肉組織を形成します。
今回はここまでです。