これは1925年に刊行された「 Grundlegendes zur Erweiterung der Heilkunst Nach geisteswissenschaftlichen Erkenntnissen 」を元にしたお話です。
ITA WEGMANN (イタ・ヴェーグマン)という方との共著で、おそらく、日本では刊行されていません。
以前にも書きましたが、これから書くことは私の独自の解釈であって原文を日本語に訳したものではありません。
今回は、「植物と動物の違い」というお話です。
植物の形態と組織は、地球から放射される力と太陽など宇宙から注ぎ込まれる力の領域からのみ生じます。しかし、動物や人間の形態は、必ずしもそうではありません。
植物が吸収した物質は生命を持っていません。しかし、太陽など宇宙から地球に向かって放射状に流れ込む力の影響を受けると生命を持ちます。植物の中では、この地球からの放射力と宇宙からの放射力の相互作用により、この力のオン/オフが交互に繰り返されます。一方は。成長、芽生え、開花など生命的な力、そして、もう一方は、硬化や支持など無機的な力が対立しています。植物が枯れるのは、地球からの無機的な力が優勢になることで起こります。
動物では、一部の物質が外的な力の支配から離れている領域があります。その結果、植物とは異なる構造が生まれます。外的な力の領域内に留まる器官形成と、そこから独立した器官形成が生じます。この二つの器官の相互作用によって、感覚(知覚)が可能になります。この、外的な力から独立した領域をアストラル体と言います。
動物的組織は、物質体、エーテル体、アストラル体の相互関係を考慮することによって理解できます。動物の物質体はそのままでは無生物(鉱物)と同じですが、アストラル体とエーテル体によって地球からの破壊衝動から護られています。
動物体の中で、エーテル体が優勢になると睡眠状態となり、アストラル体が優勢になると覚醒状態となります。このバランスが大事です。睡眠過多になると植物的なものが過剰になり、覚醒過多になると鉱物的なものが優勢になります。どちらも病的な状態です。健康を保つためには睡眠と覚醒のリズム的な交代が必要です。
今回はここまでです。